中秋の季節 [ウォーキング瞑想]
《中秋の季節》
5時半過ぎ、まだ薄暗いが、テニスコートは見える。一面、乾いた茶色の泥で覆われている。公園の面積を考えると多人数で臨まない限り清掃を終えるにはかなりの時間を要するだろうな。
今朝はこれまでで一番冷えたかも知れない。長袖シャツを着ていたが北風も相まって寒さを感じた。
いつものコースを歩くにはまだまだ時間がかかりそうだ。土手を歩いていると遠目にメタセコイアの並木が見えるが、その葉が茶色に見える。色づいているのだろうか。それとも薄暗い天気が目の錯覚を生んでいるのだろうか。しかし、やっとそんな季節になったんだと思う。
テレビやネットなどの通信手段のなかった時代ならば、広い地域に渡ってあれだけ甚大な被害をもたらした台風だった、なんてことは気づきもしないでしょうね。近所では屋根瓦が飛ばされたなどと聞くが、まだまだかわいいものなのかも知れません。
このところ悪天候で歩けない日もありましたが、不思議とそんな日は充実した一日を送れていないのではないかというような印象を持ちました。一日が始まるけじめとしてこの早朝ウォーキング瞑想はとても良いと実感が湧きます。
どんよりと低く垂れ込めた雲の所為で、日の出の時間になってもあたりはまだ薄暗い。そうこうしている内に雨が降り出した。あともう少しの行程、静かに降り注ぐ中秋の雨。足早に家を目指して歩いた。
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