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日本経済の立て直し方 [社会の関心事]

今の政府は貨幣に対する根本的な考え方が誤っているのです。
これは経済学の教科書には書いてありませんからね。
 お金は人体にたとえるならば血液のようなものです。怪我をして大量出血をすれば命は絶たれてしまいます。だから、体内に一定量の血液が必要なことは誰でも分かることでしょう。
 お金=血液=価値あるもの。血液が増えたとき、これまでどんどん他人(他国)に献血していたのです。他人に献血した分はそう簡単に戻ってくる訳ではありません。
 体内に必要なだけ血液があれば良いのですが、経済不況は人体の貧血状態を指しています。血が足りない。足りないけれど、ただ輸血をした(国内にお金をばらまく――アベノミクス)だけでは一部の臓器(人)は助かるかも知れませんが、壊れかけて簡単には治らない臓器(業種・業者)もあります。これはいくら献血したからといって助かるものではありません。この場合は壊れかけた臓器(業種・業者)に対して医療的治療(経済的抜本見直し、社会構造の何により不都合が生じているのか、など)が必要となります。
 さて、今の未曾有の経済困窮(不況とは言えません)に直面している現在、どのような対策を立てればいいのか。これが今まさに政府が悩みに悩んでいる姿ですね。
 社会で営まれている多くの事業をストップさせているということはどういうことでしょう。血管に血栓ができたり、心臓が動かなくなり、心不全ですね、そんな状態が今の日本でしょう。どこかで貨幣の動きが止まってしまったのです。
 人は働いて(サービスを提供して)、その働きに応じて謝礼(給料など)をもらう。本当は働ける、そのサービスを提供しようにも提供できなくなっている。お金の動きは謝礼(給料)をもらった人々から(生きていく・生活していくために)始まります。従って、謝礼はどうしても必要なのです。
 ここまでは誰もが分かることでしょう。
 では、その謝礼はどこから出ているのでしょうか?サービスを受けた人から来ますね。しかし、今回サービスをしたくても出来ないのです。サービスしたいしたい、と言って中小の店舗などは必死に働こうとしているではないですか。
 ところが、国の方では「営業を自粛しろ」と言うけれど補填をするために、時間その他様々な制約を付けています。そんな時間、ありますか?冗談じゃない、というのが当事者の感想です。
 ここで、どうか政府の政策に携わっている人たちに言いたい。自粛してもらう国民に対して、「謝礼の先取りをしてもいい」と言えば良いのです。このコロナ騒ぎが収束するまで、これまで毎月あったであろう収入分を支払います。と言えば良い。そのお金は日銀引き受けの政府の国債で賄います。それはどれほど続いても出し続ければいい。そうするとどういうことが起こるのか?
 従業員に対する首切りがなくなります。これまであったようなサービスは当然ストップします。当然、イラつく国民はいるでしょう。しかし、このことによりコロナウイルスの蔓延を最小限に押さえることが出来るでしょう。それは、コロナウイルス撲滅の期間短縮になります。こうして、コロナウイルス撲滅運動が終わった後に、国民に出し続けていたお金を少しずつ返してもらえばいいのです。業種によっては免除したほうが良い場合もあるでしょうし、食糧供給や医療従事者などに対しては、感謝を込めて国民の名前のもと、謝礼を差し上げたならもっと喜ばれる事でしょう。細かいことは様々ありますが、今はそんなこと言っていられません。
 大切なことは、一刻を争う事態だということです。どうか、政府は、接客業がどうだとか、業種を問わずお金を出して下さい。これこそが今の社会を救う最良の方法なのです。そうして、国民の命を救って下さい。毅然とした態度が取れないのであれば権力の座からどうか降りて頂きたい。

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