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日本とポーランドとの関係 [ウォーキング瞑想]

《日本とポーランドとの関係》
そういえば今日からラグビーのワールドカップ。明けやらぬ競技場がやたらと明るい。運動公園はまだ夜なのに、まるで不夜城のように灯りが灯っていた。
しかし、運動公園のあちこちでは秋の虫たちの饗宴が続いていた。

偶然ユーチューブで、ポーランドがどうして親日なのかという映像を見た。日本から随分離れた所にあるスラブ系の国。
人様の動画なので簡単に説明させてもらいます。

それはロシア革命の頃に遡らなければわからない話だった。
帝政ロシアからポーランドの国を守るために蜂起していた活動家を当時のロシアはシベリアの地へと追いやった。そこは流刑地であった。過酷な労働をさせたことは大東亜戦争後のシベリア抑留を余儀なくされた日本人とも通じる。
但し、彼らは帰ることもままならなかった。
当時ウラジオストク在住ポーランド人たちが、「ポーランド救済委員会」を組織してせめて子供たちだけでも祖国へ送り返そうとしたかったのですが彼ら全員が流刑者であったためお金がありません。カンパをしてもお金が集まらなかった。そうこうする内にソ連とポーランドとの間で戦争が勃発した。これにより孤児たちをシベリア鉄道で送り返すことは不可能となった。欧米諸国に子供たち救済援助を働きかけたが断られてしまった。
この時国交のなかった日本にシベリア孤児の惨状を訴えて援助を懇請した。
当時国交が樹立されていない関係であったが、日赤を通してシベリア孤児の救済事業を行ったのです。
多くの日本人がこの事業に協力した。
そして、飢えて命さえも危なかった子供たちを救済して故国ボーランドに無事帰すことが出来た。
と、こんな話です。
観ていて涙が出るのを止めることが出来なかった。
大正時代の話です。
これからもずっとこんな日本であってほしいと思うのは私だけでしょうか。

今日からこのスタジアムでラグビーの試合が始まる。およそ一ヶ月間の祭典です。私は会場内に入ることはないと思いますが、選手の皆さん、良い試合をしてほしいと思います。


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