SSブログ

分離唱研究その1 分離唱の効能 [分離唱研究]

『分離唱の効能』などと書くと、何やら漢方薬の一種かしら? などと思われるかも知れませんね。

 この『分離唱』という言葉を基に検索をかけた人にとっては当初から分離唱がどういうものであるのか、というおよそのことを知っておられると思います。 従って、ここで言う効能とは、分離唱が何をもたらすのか? ということに尽きます。
 わたしも分離唱に接してはや、40年近くになります。その間、間断なく続いていたわたしの関心事は、分離唱は果たして何をもたらすのだろう? どんな働きがあるのだろう? ということでした。
 わかりやすく譬えで言いますと、「初めて行ったレストラン。食事を注文しました。そこで出てきた食事は様々でしたが、食べてみると美味しいのなんの、まるでこの世のものではありません。世の中にこれほど美味しいものはあったのか!! まるで夢見心地でした。しかし、時が経てば夢は覚めます。さて、あのおいしさは何だったんだろう? どうして、わたしはあれほどに心地よくなれたのか?」 といったところでしょうか。

 分離唱はそれを行い、ハーモニーをつくっていく訓練方法です。分離唱の創始者である佐々木基之先生は、分離唱を行えば誰でも簡単にハーモニーをつくることができる。とおっしゃっていいましたが、そこは、もう一言加えて、「正しい分離唱を行えば」としなければなりません。

 そのように分離唱を行うことによってハーモニーをつくりだすことができます。 多くの皆さんは、「分離唱などやらなくてもハーモニーは出来るよ」とおっしゃるだろうと思います。 わたしはその言葉に対してこう答えます。「勿論できます」しかしながら、ハーモニーといっても皆さんが思い描いているハーモニーとわたしの抱いているハーモニーとは、もしかしたら、違いがあるかも知れません。なければ良いのですが‥‥。

 ですから、わたしは誤解のなきよう、分離唱を基礎としたハーモニーのことを「本当のハーモニー」と言い、それ以外をハーモニーではない、と断言するのです。
 きつい言い方かも知れませんが、これが真実です。これまで多くの合唱を聴いてまいりましたが殆どハーモニーはありません。不思議なことです。ハーモニーがなくて何故皆さんは音楽が出来るのでしょうか?

 音楽の三大要素はメロディー・リズム・ハーモニー、といいます。音楽はこの三つから成り立っているんだよ。というのです。ですから、ハーモニーは単純に言うならば重要さにおいて1/3というわけなのですね。それに、完全ではないにせよそこそこのハーモニーは有るだろう、という自負心があります。

 これではアウトです。そのことをこれからポツリポツリとこのブログを読んで下さる方のために書いていきます。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

上海万博盗作疑惑2010年10月月例合唱 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。